大人のお菓子

最近コンビニやスーパーで大人向けのお菓子の扱いが増えているそうです。みんなが知っている定番のお菓子の大人版には、懐かしさを呼び起こすだけでなく「高級」「上質」という新しい味も加わりました。少子化が進む中、大人の需要がお菓子業界のけん引となっているようです。

「大人のきのこの山」「大人のKitKat」「カントリーマアム 大人のチョコチップ」といった”大人”という冠のついたお菓子は2013年秋ごろから続々と登場しています。落ち着いた色合いのパッケージと「深いカカオの香り」など素材へのこだわりが特徴です。大人向けとあって甘さ控えめをアピールする商品も多く、通常の商品と比べると少し価格は上がる傾向にあるようです。大人向けお菓子は、子ども時代にそのお菓子を食べて育った人など30代半ばから団塊の世代あたりがメインターゲット層となっており、同時に”大人”という言葉に敏感な10代後半~20代もつい手が伸びる商品です。”大人”という言葉には年齢のみならず「上質なものを知る人のための」とか「上質な素材を使った」などのイメージがあります。実際に定番商品よりもワンランク上の素材、または甘さを控えた素材、あるいはコーヒーや抹茶など子供向けお菓子にはあまり使われない素材を使っている商品も多いです。そのためちょっと高価でも消費者は納得するというわけです。消費者にとって、今の時代大きな贅沢は難しいと考える人は多いです。でも従来のお菓子+α程度の価格であれば手軽に購入することができます。日常の延長戦のちょっとした贅沢、ささやかな楽しみとして、こういった商品が充実すると嬉しいですね。